最近よく聞く「ブルべ」・「イエベ」って何？簡単にできる見分け方とは

最近よく、ブルーベースやイエローベースという言葉を耳にしますよね。ブルーベースやイエローベースのどちらかによってコスメやアクセサリー洋服などを選ぶ際のひとつの判断基準として用いられることが多いです。今回はブルーベースとイエローベースに関して解説するので、自分にぴったりなカラーを知りたいという方は参考にしてください。

ブルべ・イエベとは

まず、ここではブルべ（ブルーベース）とイエベ（イエローベース）とは一体どんなものなのか見ていきましょう。

まず、ブルべとイエベに関しては、生まれながらにして持っている肌の色味や肌の内部にある血管の色味などがどちらかというと青み寄りであればブルべ。一方で、どちらかというと黄み寄りという方であればイエベ。

このように分類することができます。よって、ブルべとイエベとは各個々人がそれぞれ生まれながらにして持っているパーソナルカラーのベース色の分類のことをいいます。ブルべとイエベ自分がどちら寄りなのか分かることによって、コスメや洋服などにおいても似合う色味の傾向が分かりやすくなるという利点があります。

しかし、色味に関していうと多種多様な色味があるなかでなぜブルべとイエベの色味なのか、疑問に思った方も多いのではないでしょうか。それは、RGBの色相環を見てみると青色と黄色は反対の位置に存在しているいわば補色の関係であるため、ブルーとイエローの色味が使われているのです。

ブルべ・イエベをセルフチェックすることはできる？

先程もご紹介しましたが、生まれながらにして青み寄りの肌の方をブルべ、一方で黄み寄りの肌の方をイエベと判断しますが、ぱっと見だけではなかなか判断に困ってしまう方も多いと思います。そこで今回は自分が一体ブルべとイエベのどちらなのかを簡単に判断できるセルフチェック方法があるため、紹介します。

まず、黒系の洋服と黄み寄りの茶系またはベージュの洋服をそれぞれ顔にあてた際に洋服の色味が濃く見えたり、顔の色が浮いて見えたりするなどの不具合がない方はどちらの色味か判断してみてください。判断基準としては、顔と洋服の色味がどちらも主張し合うことがなくなじんでいる色味の洋服であることをひとつ判断の基準としてください。上記の比較をし終えた後に黒系の洋服が似合った方はブルべである傾向が高いです。一方で茶系の洋服が似合った方はイエベである傾向が高いです。

また、ブルべとイエベのセルフチェックは洋服だけでなく、アクセサリーを用いてもチェックすることができます。アクセサリーを用いたブルべとイエベのチェック方法は簡単で、シルバーアクセサリーとゴールドアクセサリーを手元に用意します （用意するアクセサリーはピアスやネックレスなどとくに種類は問いません）。シルバー、ゴールドそれぞれのアクセサリーを顔の近くにあて、シルバーアクセサリーのほうが肌馴染みのよかった方はブルべ、ゴールドアクセサリーの方が肌馴染みのよかった方はイエベといったように、簡単に自分のベースカラーはブルべなのかイエベなのかをセルフチェックすることができます。

ブルべイエベの詳しいセルフチェック方法！

ブルベもしくはイエベのどちらかわからないという方におすすめのセルフチェック方法を紹介します。

手首の血管の色

まず手首の血管の色を確認してみましょう。手首を胸の位置よりも高く上げることで、判断しやすくなります。

手首の血管が緑っぽく見える方はイエベ、青や紫がかって見える方はブルベの可能性が高いでしょう。自分ではどちらかわからない場合には、身近な方からの客観的な意見を参考にしてみるのもよいでしょう。

手のひらの色

次に、手のひらの色をチェックしてみましょう。手のひらを広げてみて、オレンジあるいは黄色がかっている方はイエベ、赤っぽかったり、ピンクがかっていたりする方はブルベと診断できます。

瞳の色

続いて、顔のパーツから判断してみましょう。瞳の色は、とくにわかりやすいポイントです。イエベの方は瞳が明るい茶色であることが多く、ブルベの方は黒もしくは濃い茶色であることがほとんどです。

また、瞳の色と合わせて白目部分も確認してみましょう。イエベの方は少し黄色っぽいアイボリー色の白目であり、ブルベの場合は青みのある透き通った色となっています。

唇の色

唇の色がオレンジ系の方はイエベ、ピンク系の方はブルベの可能性があります。ただし、唇の色は血行によって変化することがあります。

たとえば、イエベの場合、普段は薄いベージュですが、お風呂上りなどで血行が良い時にはコーラルピンクに見えることがあります。また、ブルベの方は、普段は薄いピンク色をしていますが、血行が良い時にはローズ系の青みの強いピンク色に発色することがあります。

肌の色

肌の色をチェックする時は、額や頬に注目するとよいでしょう。イエベの場合、アイボリーやオークルなどの黄みがかった肌色をしています。一方で、ブルベの場合は、ピンクや赤みが見える血色の良い肌色をしていることが多いとされています。

また、日焼けした時の肌にも異なる特徴が見られます。イエベの方が日に当たると黒くなりやすく、元の肌色に戻りにくいとされています。ブルベの方は、日に当たると赤くなりやすく、すぐに元の肌色に戻ることがほとんどです。

似合うアクセサリーの色

肌色や顔のパーツの色でセルフチェックが難しい場合には、アクセサリーを身につけることでわかりやすくなります。友人や家族から「似合う」と言われることが多いアクセサリーを思い浮かべてみましょう。

実際に、ゴールドとシルバーのアクセサリーを手首に当てて比較してみると判断しやすくなります。ゴールド系のアクセサリーが似合う方はイエベ、シルバー系のアクセサリーが似合う方はブルベの可能性が高いでしょう。

タイプ別に似合う色もご紹介！

ここまで、ブルべとイエベに関してやセルフチェックの方法に関して見てきました。では実際に各タイプにぴったりな色味はどんな色味なのかをここで紹介します。

まずはブルべの方にぴったりな色味を見ていきます。ブルべといってもさらにそこから2つの分類に分けられ、ブルべ夏とブルべ冬によってぴったりな色味が異なってきます。まず、ブルべ夏は基本的に肌の色に青みがかっていて、なおかつ透明感を持ちあわせつつも肌にピンクの血色感を持ちあわせているのが特徴です。そんな方にぴったりな色味としては、オフホワイト、ローズベージュやスカイブルー、ローズピンク、ラベンダーなどの透明感や涼しげのある色味かつ血色感も感じさせる、そんな色味が比較的似合う傾向にあります。

一方、ブルべ冬は血色感をほとんど感じさせない白い肌の方もいれば青みがかった黒い肌を持ちあわせているのが特徴です。そんな方にぴったりな色味としては、グレージュやビターチョコ、ショッキングピンクやエメラルドグリーンなどのビビットカラーも似合いつつ、淡い色味も比較的似合う傾向にあります。

続いてはイエベの方にぴったりな色味ですが、イエベもブルべと同様に2つの分類に分けられ、イエベ春とイエベ秋によってぴったりな色味が異なってきます。まずイエベ春ですが基本的に肌の色に黄みをまとっており、透明感がある肌を持ちあわせているのが特徴です。そんな方にぴったりな色味としては、ベージュやキャラメル、レモンイエロー、オレンジなどの顔色がぱっと華やかに見える色味が比較的似合う傾向にあります。

一方で、イエベ秋は肌の色がイエベ春よりもかなり黄みが強めでベージュやオークル肌を持ちあわせているのが特徴です。そんな方にぴったりな色味としては、オリーブグレーやテラコッタ、モスグリーン、イエローゴールドなど、どこか黄色が混ぜられているそんな色味が比較的似合う傾向にあります。

まとめ

今回はブルべとイエベの特徴やセルフチェックのやり方、さらにはブルべとイエベが似合う色味に関して見てきました。自分の肌は一体どの分類に入るのか分かることによって似合う色味もかなり異なるので、まずは自分がどの分類に属するのかきっちりと理解しておくことが必要ですね。また、自分のパーソナルカラーに関してさらに詳しく知りたいという方は、パーソナルカラー診断を受けてみることをおすすめします。自分では気づいていなかった新たな一面を知ることができるきっかけになるでしょう。

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